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2005.04.08

東京ラブストーリーの心理

 「リカは何故あぁなったのか?」。当時リカ萌えだった俺は、ドラマの成り行きに唖然とし、真剣に考えたものだ。不倫、浮気、裏切り? 当時の俺の理解を超える行動をするリカの心理を理解しようとあがいていた訳だ。

1991年、トレンディドラマとして大ヒットを飛ばしたフジテレビ系連続TVドラマ「東京ラブストーリー」。原作は柴門ふみの漫画。出演は鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介など。簡単にいえば、主人公カンチとヒロインのリカ、さとみとの三角関係なのだが、リカが日本人離れした破天荒な性格のため、さまざまな事件がおきていく。

 まあ、当時の俺が青臭かったともいえるか、はたして考えるに足りるものかということも大切な要素になる。つまり、ドラマの制作側が、単に話を面白くする、もしくはネタ切れのため、むちゃくちゃな展開にしていた場合、なんでそうなったか、理論的に考えるだけ無駄骨ということになる。当時の俺も、まったく理解する糸口がみつからずに、その結論に達しようとしていた。

 ところがひょんなことから原作を読む機会が訪れた。読んでみて全ての謎が解けたような気がした。原作のリカは、TVドラマの10倍は破天荒な性格だったのだ。つまり、TVでは、自主規制的に過激な部分をオブラートに包んだが故に、真実の姿までぼやけてしまった訳だ。そして、自分の恋愛観というか女性観の狭さを思い知らされた。

以下ネタバレ注意! 原作を読もうとする人は注意! 

 リカは、カンチと恋人になりながら、ゆきずりの男と簡単に寝てしまう。それを、恋人のカンチに、あっさりばらすというか、そのことに対して罪悪感の全くない人だった。傷ついたカンチをみて、リカは、カンチが悲しむならもうしないと約束するが、破天荒な性格のリカから、次第に純日本人女性ともいえるさとみに心がうつってしまう。TVシリーズでは、当時さすがに放送できなかったのか、その点に関しては、かなりソフトに表現されているような記憶がある。

 なんでこんな話をするかといえば、単に思い出したからだw(くどいようだけどwは笑いって意味ね)。世の中には、悩みがたくさんある。が、蓋を開けると案外こんなケースもあるんじゃなかろうか…。ま、俺的には初めてTVドラマで悩んだ作品として、主題歌の「ラブ・ストーリーは突然に」をカラオケで歌うと、今だに心が騒ぐのだった。そんな作品、あなたにもないかえ?

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